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退職者続々のブラッククリニック!ひどいイジメとありえない業務内容

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初めて看護師として働いたクリニックはブラック

そのクリニックをホームページで見ると、地域に根差していて子供からお年寄りまで、軽い風邪から皮膚疾患、骨折、腰痛、そして若い奥様向けの美容皮膚科や簡単な美容整形手術までとても素敵なクリニックに思えました。

先生一人で様々な病気に対応しているため、患者さんの数も多く、日曜は午前中だけ診療していたのですが、午前中だけで100人ほど患者さんがくることもあり、業務は多忙でした。
業務が多忙ということもありますが、一人お局のような看護師がいて、新人いじめもひどかったです。
いじめのターゲットになるととことん責め立てられました。

多忙な業務のため新人の私はミスをすることも多く、その度に激しい口調で怒られました。
多くの新人スタッフが耐えられず、早い人で一日から一週間、平均一か月半ほどでどんどん新しい職員は辞めてしましました。
私はなんとか頑張って10か月間在籍していましたが、10か月でかなり古い方のスタッフになってしまいました。

業務内容にも問題あり

看護師はレントゲン撮影など放射線を使用することは法律上禁止されています。
医師、歯科医師、診療放射線技師でなければレントゲン撮影を行うことは本来できません。
しかし、そこは多忙なクリニックなため、看護師がレントゲン撮影をすることになっていました。
看護学校ではレントゲンの撮影について習うことはなく、全く知識を持ち合わせていません。
しかし、頭から足まで体のあらゆる部位のレントゲン撮影を行わなければなりませんでした。
曖昧な知識のまま患者さんに検査を行うことには抵抗がありましたし、放射線は危険なのもなので自分自身の健康にも心配が及びました。

また、そこでは美容皮膚科の最新治療機器もあり、その扱いや施術も看護師の仕事として行わなければなりませんでした。
レーザーの照射などはもちろん看護学校で習ったこともなく、これもまた曖昧な知識のまま患者さんに行っていることが不安で仕方ありませんでした。

結局いじめに加えて、看護師の範疇を超えた仕事、法律違反になってしまうであろう仕事を多く求められたため、私は退職を決意しました。

退職してすぐに他のクリニックに勤めましたが、人間関係も良く、もちろん看護師としての仕事の範囲内での業務でしたので、本当にあの時は良くないことをしていたんだなと後になって感じました。

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この記事を書いた人

大学時代に看護学を学び、臨床経験も積む。その後、コミュニケーションスキルと情報発信の力を活かしたいと考え、編集ディレクターとしてのキャリアをスタート。看護師に関する様々なトピックに精通しており、看護実践、看護技術、看護教育、患者ケアの質向上など、幅広い分野に関する文章の編集に携わる。また、看護師のキャリアや働き方に関する情報も提供中。

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